ここのところの猛暑はもの凄いを超えていますね。ハンパない・・・という感じです。
日中に街中を歩くと危険すら感じます。建物などの日陰を見付けて歩かなければ危ないです。
熱中症になってしまう人たちも多いとニュースでやたらと耳にします。ここでは猛暑の原因や猛暑での過ごし方などをご紹介します。

猛暑の原因は何だ?

近年の猛暑の原因は、主に以下の要因によるものです。

地球温暖化
地球全体の気温が上昇することで、猛暑日が増えています。この温暖化は、二酸化炭素(CO2)やメタン(CH4)などの温室効果ガスの排出増加により、地球の平均気温が上昇しているためです。

都市化の進展
都市部では、建物やアスファルトなどが多く、これらが日中に太陽の熱を吸収し、夜間に放出する「ヒートアイランド現象」が発生します。これにより、都市部は周辺地域よりも温度が高くなりがちです。

自然変動
太陽活動の変動やエルニーニョ現象など、自然に起因する気候変動も、一時的ながら気温の上昇をもたらすことがあります。

大気の循環パターンの変化
ジェット気流の変動や高圧帯の位置の変化など、大気の流れが変わることで、特定の地域に暖かい空気が長期間滞留することがあります。

これらの要因が組み合わさることで、特に夏季に猛暑が発生しやすくなっています。地球温暖化の影響が最も顕著な要因とされ、これによる影響が長期的に気候変動を加速させています。

猛暑日には次のようなことに気を付けて過ごしましょう

近頃のように猛暑日が連日のように続くような時には熱中症にならないように細心の注意が必要です。また、新しい情報によると熱中症だと思ったら脳梗塞になっていたというケースが多いようです。

水分と塩分の補給をこまめに行う
熱中症の原因となる脱水症状を防ぐために、こまめに水分を取ることが重要です。
特に、スポーツドリンクや経口補水液は、水分だけでなく塩分も補給できるので効果的です。

適切な服装を身に着ける
通気性が良く、明るい色の服を選び、熱をこもりにくくすることが大切です。
また、帽子やサングラス、日傘を利用して直射日光を避けましょう。

クーリングアイテムを利用する
冷感タオル、保冷剤、冷たいシャワーなどを利用して体温を下げることが効果的です。

日陰を利用する
どうしても外出をしなければならない場合は、直射日光を避け、日陰で過ごすことで体温の上昇を防げます。帽子や日傘も有効です。また、近頃では駅前通りなどにミスト発生機を設置しているところもありますので、有効利用しましょう。

エアコンや扇風機を使用する
室内ではエアコンを適切に使用し、温度と湿度を調整します。扇風機やサーキュレーターも空気の流れを良くして快適に過ごすのに役立ちます。

外出を控え、涼しい時間帯に活動する
外出の時間帯に注意しましょう。日中の暑い時間帯は外出を控え、朝早くや夕方以降の涼しい時間帯に活動するようにしましょう。

適度な休息をする
体を無理に動かさず、こまめに休憩を取りながら活動しましょう。特に高齢者や小さな子ども、体調がすぐれない方は無理をせず、十分に休むことが重要です。

栄養バランスの良い食事を摂る
体力を消耗しやすいため、ビタミンやミネラルを豊富に含む食事を心がけ、エネルギー補給を忘れずにバランス良く栄養を取ることが大切です。

これらのポイントに気を付けて、猛暑日を安全に過ごしましょう。

熱中症になってしまったら

熱中症になってしまった場合、すぐに適切な処置を行うことが重要です。以下のステップに従ってください:

1.涼しい場所へ移動
直射日光を避け、できれば冷房の効いた部屋や木陰など、涼しい場所に移動してください。

2.衣服を緩める
締め付ける衣服を緩めて、体温の上昇を抑えましょう。

3.水分と電解質の補給
水やスポーツドリンクを少しずつ飲んで、水分と塩分を補給してください。ただし、患者が意識不明や嘔吐がある場合は、飲ませないでください。

4.体を冷やす
濡れたタオルや氷の入った袋を首の後ろ、脇の下、または股関節に当てるなどして、積極的に体を冷やしてください。

5.医療機関への受診
症状が重い場合や改善が見られない場合は、すぐに医療機関に連絡または受診してください。特に高齢者や幼児、基礎疾患を持つ人は、重症化しやすいため注意が必要です。

熱中症は早めの対応が非常に重要です。自分自身や他人の状態が悪そうな場合は、迅速に上記の対策を行い、必要に応じて専門の医療機関への相談を検討してください。

まとめ

猛暑日が続く時の最大の心配は熱中症になってしまうことです。
上でまとめたように、猛暑日にはいろいろなことに気を付けて過ごしましょう。
身体のちょっとした異変をそのままにしないで対処しましょう。