還暦オヤジはチョロQをコレクションしていました。
チョロQなら何でもコレクションしていた訳ではありません。あるシリーズだけコレクションしていました。
でも、最初の頃は、何となくカッコイイと思ったモノはコレクションしていましたね。
が、子供が幼い時にたくさんのチョロQが壊されました・・・ ^ ^;
隠したり、手の届かないところに置いたりしていたのですが、何故か、その数は減っていきました。
途中からあるシリーズに限ってコレクションするようになりました。
が、そのコレクションも、小学生や中学生になった子供が、勝手に持ち出したり、友だちにあげてしまったりして、その数を減らしていきました。
そして、いつの間にかチョロQのコレクションもやめてしまいました。
残っていたチョロQのコレクションも全部なくなりました。
が、先日、押し入れの奥に小さな箱を見つけて、開けてみると、数台のチョロQが出て来ました。
懐かしいと思い、ブログにアップしておくことにしました。
まずは、先のビートルズのチョロQを色々な角度から。
目次
タカラのチョロQとは
タカラ(タカラトミーの前身)がチョロQの販売を始めたのは1980年です。
ざっと言えば、子供用の車のおもちゃです。
大きさは3、4cmの、よく言うミニカー程度の大きさで、ゼンマイの動力を備えていて、強力なダッシュ力があり、何処に走って行くのか分からない面白さがあって、それがウケたようでブームとなりました。
還暦オヤジに子供が生まれてチョロQを知りました
1980年にチョロQは「豆ダッシュ」という商品名でテスト販売されました。
その3ヶ月後に「チョロQ」として正式販売されました。この頃には還暦オヤジはチョロQをまだ知りませんでした。還暦オヤジがチョロQを知ったのは、子供が生まれてしばらく経ってからでした。
子供が幼稚園に上がる前のこと、子供と一緒に、街のおもちゃ屋さんへ行くと、いろいろなタイプのチョロQがショーケースの中にたくさん並べられていました。
試供品というか、展示品で遊ぶことが出来ましたので、囲いをしてあるエリアで、子供がチョロQで遊びました。
その動きが面白いらしく、飽きずに遊んでいました。
車を前後からグチャっと押し潰したような、その独特な、可愛さを感じるフォルムも面白く、3台購入して来ました。形状も壊れにくい形だったので、幼稚園に上がる前の子供が乱暴に扱ってもなかなか壊れることはありませんでした。
ただ、子供がタイヤを外すことを覚えると、何度も外してしまうので、タイヤをよく探したものです。最後には、接着剤で取れないようにしました・・・ ^ ^
その後に、チョロQは色々なシリーズを販売しました。
チョロQには様々なシリーズが生まれた
チョロQは発売されるとすぐにヒット商品となりました。評判になったチョロQは雑誌「コロコロコミック」とのコラボも相まって、大ブームとなりました。
すると、タカラトミーはどんどん新しいチョロQシリーズを発売し始めました。
色々な車のシリーズばかりではなく、バイクのシリーズも販売されました。
他にも、戦車や装甲車などの戦闘車両や、電車やSLなどの鉄道車両、旅客機などの飛行機、船などまでがチョロQになりました。怪獣やロボットまであります。
このあたりを見ると、チョロQのコレクターはかなり大変だなぁと思いますね。そして、還暦オヤジのコレクションの基になったとも言える、伝説のあのチョロQが販売されることになります。
チョロQ初の特注バス 遠州鉄道バス
静岡県の浜松市を走る遠州鉄道の路線バスが、企業の特注バスとして初めてチョロQになりました。
このことが新聞に載ったために、多くのチョロQのファンやコレクターが、唯一の販売所となる浜松市の遠鉄百貨店に集まりました。遠鉄百貨店の5階のおもちゃ売り場で販売したのですが、1階から5階まで大行列が出来ました。
この行列のこともニュースになったために、特注の遠鉄バスのチョロQは希少価値が付き、Yahoo!オークションでは、数万円の値段を付けた時もありました。現在でも、1万円前後で取引きされているようです。
実は、この希少価値のある遠鉄バスのチョロQを還暦オヤジは2台持っていました。この特注の遠鉄バスのチョロQが新聞で紹介される3日ほど前に、たまたま遠州鉄道のバスではなく、電車に乗りました。
改札口を通る時に、乗務員室に数台の遠鉄バスのミニカーが見えたので、駅員に「あれは何?」と指差すと、「今度、販売された遠鉄バスのチョロQです」と言うので、「売っているの?」と訊くと、「遠鉄百貨店のおもちゃ売り場で販売しています」という返事が。
ちょうど、遠鉄百貨店の近くに行く予定だったので、用を済ませてから、遠鉄百貨店のおもちゃ売り場に行き、遠鉄バスのチョロQを2台購入して帰って来ました。
実は、この遠鉄バスのチョロQは発売当初にはまったく売れなくて、遠州鉄道の社員や家族が買わされたというほどだったそうです。それが、新聞に掲載された途端に、全国から問い合わせが殺到し、あまりの人気のために第二弾が発売されました。ちなみに、第一弾が緑の箱に入っていて、第二弾が青の箱です。オークションでも値段が倍くらい違います。
販売価格は両方とも定価で600円です。第一弾の青箱は限定5,000個の販売でした。
この希少価値の高い遠鉄バスのチョロQも、どうしても譲って欲しいという知人がいて、ついに譲ってしまいました。値段は、その頃のヤフオクの落札価格と同じにしました。
この遠鉄バスのチョロQから、企業が作る特注のチョロQや、企業や商品のコマーシャルが描かれたラッピングバスや、いわゆる「ご当地チョロQ」などの多数の特注チョロQが生まれました。
そして、そのような特注チョロQのコレクターも生まれました。還暦オヤジもその一人です。
チョロQのラッピングバスのシリーズ
遠鉄バスのチョロQが世に出てから、バスのチョロQがたくさん作られるようになりました。そして、バスのチョロQのコレクターもたくさん生まれたようです。
特に、東京都の都営バスのラッピングバスのシリーズは、とてもユニークで人気が高かったようです。もう手元にはありませんが、還暦オヤジもしっかりとコレクションしていました。
ラッピングバスが5台ずつ缶に入っていました。
【東京ラッピングバスコレクション No.1】
グリーンガム ロッテ
カール
ミルクキャラメル 森永製菓
ジョージア
赤いきつね
【東京ラッピングバスコレクション No.2】
コカ・コーラ
チョコボール 森永製菓
リプトン
クールミントガム ロッテ
キットカット ネスレ
【東京ラッピングバスコレクション No.3】
緑のたぬき
キスミー
セサミストリート
チキンラーメン
FAUCHON
見ているだけで楽しくなるコレクションでした
チョロQのラッピングバスは、様々な企業や商品のコマーシャルを描いたバスなので、それは、それは楽しかった記憶があります。
とにかく、このシリーズはあらゆる企業や商品、媒体などとのコラボで、どれだけのチョロQが作られたのか把握していません。どこかで分かれば面白いのですが・・・。
UCCコーヒークーポンの景品にチョロQが
もうチョロQのコレクションはやめてしまったはずなのに、UCCコーヒーのホームページでこんなのを見つけてしまって、UCCコーヒークーポン券を集めています・・・ ^ ^;
UCCコーヒーの景品になっているのはこれ!
何をやっているんでしょうね。
いくつになっても男ってこんなことをやっているんです・・・ ^ ^;
バカなんですが、男はこんなことも「美学」って言うんですよ。
あと40点でUCCのオリジナルのチョロQが貰えます♪
まとめ
チョロQの話にまとめなんてありませんが、チョロQは遊んでも、集めても楽しいおもちゃだと思います。
もう10年ほど前になりますが、チョロQのラジコンが販売されました。ちゃっちいモノでしたが、50歳のオヤジは面白く遊んだものでした。
チョロQみたいなモノで男をいつまでも遊ばせてやってください・・・ ^ ^