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還暦を過ぎてから足がつりやすくなった
60歳を超えたことを意識するようになってから、何だか足がつり易くなったような気がします。
よくつる場所は、ふくらはぎ(こむら返り)と足の裏(土踏まず)と親指ですね。
年をとると足はつりやすくなるのか
足がつる原因はさまざまありますが、年をとることによって運動不足になったり、身体全体的に血行が悪くなったりしますので、足もつりやすくなるようです。
また、いろいろな栄養も身体に取り入れにくくなってきますから、特にミネラル分の欠乏によって足がつりやすくなります。食事でしっかりと栄養を摂りたいところですが、食も細くなって来ますから食事の工夫も必要になりますね。
足がつる原因は何だろうか
年をとれば、身体のあちらこちらが悲鳴を上げて来るのは分かるけれど、痛いのは辛いから原因を探って対策をしたいですね。
筋肉の疲労
普段から適度な運動をしていれば問題はないと思われます。
しかし、運動不足の人が何らかの事情で普段使わない筋肉を動かすと筋肉の急激な疲労が起こります。
筋肉疲労が足がつってしまう一番の原因となっています。
水分の不足
水分不足が足がつってしまう原因とは考えにくいかもしれませんが、水分不足は筋肉疲労に続いて足がつる二大原因とされています。簡単に言えば、水分不足になっていると身体全体の血行が悪くなることと、ミネラルなどの栄養が身体の隅々まで運ばれにくくなってしまうのです。
ミネラルのバランスの崩れ
運動などで汗をかくとミネラルのバランスが崩れます。また、水分ばかりを摂取すると、これまたミネラルのバランスが崩れてしまいます。このミネラルのバランスが崩れた時に足がつってしまうことが多いです。
加齢
高齢になるとどうしても筋肉が衰えますから、血行も悪くなりがちになります。それが、足がつりやすくなる原因となるのです。
冷え
冷え性と言われる人も足がつりやすいと言われています。また、エアコンなどで身体を冷やしてしまうと血行が悪くなり、足がつりやすくなります。夏の夜に扇風機の風を身体に当たるようにセットすると局所的な血行不良が起こりますので気を付けましょう。
足がつらないための予防や対策は?
基本的には、上記の足がつる原因となることを潰していくことになります。
適度な運動と水分の補給、栄養の摂取などを意識して行うことが必要です。
適度な運動の実施
普段から適度な運動をして筋肉を使うことを心がけましょう。適度な運動をすることで筋肉を柔軟にすることになり、足がつる予防になります。
運動する前や運動中に、こまめに水分を摂ることを忘れないようにしましょう。また、水分と一緒にミネラルも補給すると更に足がつる予防と対策になります。
適切な水分の摂り方
常に水分は摂っていると思っていらっしゃる方は多いようですが、実際は摂取している水分は不足しているというのが現実です。水分はかなり意識しないと不足気味になるようですから、1日に1リットルから2リットルを目安に摂るようにします。
寝てからトイレに起きたくないからと、夜の摂取する水分量を意識的に少なくしている方が多いようですが、寝ている間に足がつる原因となりますので、意識するようにしましょう。
しっかりとした栄養の摂取方法
栄養は足りないことのないように、食事に気を付けて摂るようにしましょう。足がつる対策としての栄養としては、ミネラル分をしっかりと摂るようにしましょう。
意識して摂りたいミネラルとしては、以下の4種類になります。
- カルシウム(牛乳など乳製品と小魚などに多く含まれます)
- マグネシウム(大豆製品など豆類や海藻類に含まれています)
- ナトリウム(塩に多く含まれています)
- カリウム(果物や野菜、イモ類に多く含まれています)
ミネラルの摂取はとにかくバランスが大切です。
まとめ
どんな状況の時に足がつりやすいのかを把握するようにすると、予防や対策に効果的です。日ごろから、適度な運動と水分や栄養の補給を心がけましょう。
後ろに大きな病気が隠れている場合があるので、単に足がつりやすいだけではないと感じたら病院で相談してみましょう。