株式投資 初めて

初めての株式投資 3つの基本!

初めてでも分かりやすい株式投資の3つの基本です。株の種類から、証券会社の決め方、投資する銘柄の決め方などを簡単にまとめてみました。

株の種類

株には買うことの出来る株と買うことの出来ない株があります。株式会社ならどこの会社でも株を発行しているのですが、株式投資として売買出来る株だとは限りません。株式投資で売買出来る株は、基本的に上場している公開株に限られています。例えば、サントリーやYKK、出光興産といった大きな会社でも株式を公開していない会社があるのです。こういった有名で、大きな会社であるにも関わらず株は未公開株ですので、購入は非常に難しくなってきます。初めて株を買うのでしたら、やはり上場している公開株を買うのが安心でしょう。上場している企業の情報は手に入れやすいので投資するにも安心です。

さて、自分が気に入って買いたいと思う株がどこの株式市場で取引されているのか調べなくてはなりません。株の取り引きを行う株式市場は証券取引所と言い、札幌、東京、名古屋、大阪、福岡の5か所にあります。ニュースなどで「東証1部上場の・・・」などと耳にすることが多いと思いますが、それは東京証券1部のことです。略して東証1部ですが、この東証1部は日本の中で最大であり、一番権威のある株式市場です。ほとんどの企業はこの東証1部上場を目指しているのです。日本の株取引額のほとんどが東証1部と東証2部に集中しています。ですので、初めて購入する株は東証1部と2部の中から選ぶといいと思います。

証券会社の選び方

株式投資をしたいと、自分が気に入った株式会社に電話をして「株を売ってくれ」と言ったという笑い話のような話を聞いたことがあります。本当に初心者ならそういうこともある・・・などということはありません。いくらなんでも無知すぎます。
株の取り引きをするには、まず証券会社で証券口座を開かなければなりません。証券会社の口座にお金を保管してそこから株の売買に必要なお金を出し入れするということになります。しかし、現在日本には300以上の証券会社があると言われています。その中から株式投資をやったこともない素人がよい証券会社を選ぶのは並大抵の努力では難しいことだと思います。そこで、ここでは証券会社を選ぶためのポイントを短くまとめます。

証券会社を選ぶポイントは、まず株式の売買に要する手数料の問題、そして、証券会社が提供するサービスの問題を重視するのが賢い証券会社の選び方になるでしょう。他にも、株式投資のための情報を提供してくれるかとか、困ったときのサポートはどうなっているかなどの問題もあるでしょうが、ここは最初の二つを重視したいところです。

【手数料】
株を売買するときに手数料がかかります。この手数料は証券会社によって変わってきます。また、取り引きの金額によっても変わってきますので注意が必要です。手数料は一回ずつの取り引きに必要になってきますので、一日に何度も取り引きをするデイトレーダーは各社を比較した方がよいでしょう。また、一日にどれだけ取引をしても手数料が一定の一律定額制をとっている証券会社もありますので、各社の詳細を参考にしてください。

【サービス内容】
各証券会社には、それぞれ得意とするサービスがあります。今話題のIPO(新規公開株)に強い証券会社や、企業に対する独自の情報分析が出来る証券会社などなど、証券会社によっていろいろなサービスがあります。証券会社の口座開設はほとんどが無料ですので、利用したいサービスを提供している証券会社のすべての口座を開設しておくのも賢い手だと思います。

また、インターネットの環境によって大事な時にサーバーが落ちてしまって取引が出来ない・・・などということもないとは言えせん。そのためにも、複数の証券会社の口座を開設しておくのは大切なことだと思います。

株銘柄の選び方

株の銘柄選びは非常に大変な作業です。これは上がるという株が分かればそれに越したことはないのですが、その中で情報を集めて株の銘柄を決めなくてはなりません。銘柄の選び方にはいくつかの説があって、やはり皆さん経験の中からベストだと言える株銘柄の決定をしているようです。代表的な銘柄の選び方を探してきました。

【短期か長期か】
短期間の投資で儲けを出したいか、長期間の投資で儲けていきたいのかで銘柄選びは変わってきます。短期で儲けを出したい場合にも長期で儲けを出したいという場合にもそれなりの株銘柄選びと戦略があります。これが分かれば株の投資家全員が株で儲けられるのですが。短期と長期では正反対の動きをしているものを選べばよいかと言えば違います。例えば、短期の場合は常に銘柄をチェックして、動きの激しい銘柄や、時折急騰する銘柄などをチェックしておくことが大切です。長期の場合は優良銘柄の動きをチェックしておくと下がった時に買っておき、少し長いスパンで株価の上昇をチェックすることも手です。

【ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析】
ファンダメンタル分析とは、株価に影響を与えるだろうさまざまな事柄や動向を分析して、根本的な株の価値を判断して銘柄を選択する方法です。それに対して、テクニカル分析とは、株価の動きからその売買のタイミングを判断するという方法です。このテクニカル分析には多くの種類があり、うまく組み合わせて使うと効果が高いということです。