3月に入ると、そろそろ桜の時期だなとチラチラと思うようになりますよね。
特に散歩などを日課としていて、その散歩コースに桜並木があったりすると、いつ頃咲くのかなぁと、ついつい桜のつぼみを探していたりしますよね。還暦オヤジが歩く散歩コースには、川の堤防に桜並木があります。そんなにたくさんは並んではいませんが、時折、手入れはされているようです。
桜が満開を迎える頃には、近所の方や広い駐車場もあるので、遠くからもお花見をしにやって来る方たちがいらっしゃいます。
その堤防の桜並木のすぐ手前に堤防の脇道があって、そちらに足を向けると、そんなに多くはないのですが、ハクモクレンの木が並んでいます。
桜の前に真っ白い花を咲かせて楽しませてくれます。
目次
ハクモクレン(白木蓮)とは?
ハクモクレンの花って、何となく上品な雰囲気を醸し出していますよね。大人になって意識してハクモクレンの花を見た時に、そう感じました。
そんなハクモクレンのちょっとした情報を・・・どうぞ♪
ハクモクレンって
ハクモクレンの図鑑的情報
和名:ハクモクレン
学名:Magnolia heptapeta
分類:モクレン科モクレン属
原産:中国
花期:3~4月
ハクモクレンの原産国は中国です。
原産は中国だと知ると、何となく中国らしく見えます・・・ ^ ^
何とも影響されやすくてすみません・・・ ^ ^;
ハクモクレンは北朝鮮の国花
ハクモクレンは、何かとお騒がせな国「北朝鮮」の国花だそうです。厳密には、おおやまれんげ(大山蓮華)という種類のようです。
ハクモクレンの特徴
ハクモクレンの木は思ったよりも高くなります。高いものでは15mほどになります。花は真っ白で上品なイメージです。上向きになるのも特徴です。一番の特徴は、陽が昇ると花が開き、夜になると閉じることです。
ハクモクレンのつぼみから開花まで
つぼみがちょっと膨らみ始めたなと思った頃から、一週間ごとに写真を撮りました。
2月下旬のハクモクレン
まだほとんど・・・というか、全部がつぼみです。
かなり膨らんだつぼみもあって、もうすぐ開きそうなつぼみも。
遠目には裸の樹ですね。つぼみも目立たない色ですから、淋しく見えます。
ちょっと寄るとつぼみがいっぱいです。花が開くのが楽しみです。
モクレンのつぼみは北を向くと言われています。写真の右方向が北です。ほぼ北を向いていますね。ここから、モクレンはコンパスプラントとも呼ばれています。
3月初旬のハクモクレン
かなり期待して行ったのですが、残念ながらほとんどがつぼみです。ただし、つぼみもかなり膨らんでいます。
2月下旬の写真とあまり変わり映えしないように見えますが、現物を見ると、つぼみは益々膨らみ、白い花びらを覗かせているものもあります。
こちらの枝の真ん中に写っているつぼみからは花びらが大きく出ています。右側の枝のつぼみからも花が覗いています。
こちらの枝のつぼみからはいくつかの花が出ていますね。花が一気に開くまではもう少しかなというところです。
3月中旬のハクモクレン
びっくりでした。この一週間ほどで一気に開花していました。
自然の凄さってこういうところに出て来るんだと思わされました。
3月初旬の写真と比べてみてください。約一週間でこれだけの違いです。まだ満開とは言えませんが、八分咲きでしょうか。
花をアップにしてみました。花は大きく開くことはないそうです。まだつぼみの花もありますから、まだ華やかになって行くと思います。
ちょっと引いて撮った写真ですが、花は樹の上の方が多く開花しています。夜になると閉じてしまうそうですから、陽が好きな花なんですね。
まとめ
まず、もう一度、このページの一番上の写真を見てください。
青空の青とハクモクレンの白のコントラストが本当に素晴らしいですね。
自分で撮った写真なので手前みそな話になってしまいますが・・・ ^ ^;
ハクモクレンの花が咲いたところの写真が撮れたら終わろうと思っていたので、これで終わるつもりでしたが、ハクモクレンの大ファンになってしまいました。
なので、続けてハクモクレンの写真は撮りに行くつもりです。もしかしたら、それらをまとめてパート2があるかもしれません。
桜の花も華やかで素晴らしいものですが、その桜の前にもこんなに素敵な花の乱舞を紹介出来て良かったです。