還暦オヤジは派遣で働いていますし、インターネットのビジネスもやっていますから、確定申告をしています。確定申告をするので、一般のサラリーマンのように年末調整はしません。
この『サラリーマンの年末調整と確定申告ガイド』では、サラリーマンの年末調整と確定申告についてのほんのさわりをガイドとして記述しています。
正確な情報は国税庁のホームページで確認をお願いします。こちら ⇒ 国税庁のホームページ
サラリーマンの年末調整と確定申告について
『サラリーマンの年末調整と確定申告ガイド』では、サラリーマンの年末調整と確定申告のやり方を簡単に説明します。
サラリーマンの年末調整とは
サラリーマンの場合の多くは、毎月の給料とボーナス(賞与)から所得税を天引きされて受け取っています。所得税の天引きは、勤めている会社が国に代わって徴収し、国に納付する形になっています。これを源泉徴収制度といいます。しかし、この場合、年間に源泉徴収された所得税の額と、実際に支払うべき所得税とに差が生じます。
それは、例えば、その年の途中で結婚したり、子供が生まれたりして扶養親族の内容が変わったりした場合や、生命保険や損害保険などの加入や解約などがあった場合などで所得控除に違いが生じるからです。そこで、その年の最後の給料や賞与の支払いの際に、新たに計算され、実際の所得税と予め預かっている所得税との過不足を調整し、多く預かっている場合は還付され、少ない場合は不足分が徴収されます。これを年末調整といいます。
※年末調整で、支払い保険料などを会社に申請を忘れてしまった場合には、確定申告をすれば所得税の還付を受けることが出来ます。
年末調整に必要な書類と証明書
年末調整をするために必要な書類や証明書が必要です。サラリーマンの場合は、以下の書類や証明書を会社に提出すれば、会社があなたに代わって年末調整をやってくれます。これらの書類と証明書は、会社からいつまでに用意しておいてくださいと告知がありますから、慌てないように事前に揃えておきましょう。
・扶養家族の氏名・生年月日が分かるもの。所得がある扶養家族については所得金額も確認。
・生命保険の控除証明書
・損害保険の控除証明書
・国民健康保険と国民年金保険料の支払い総額通知書
・小規模企業共済や心身障害者扶養共済制度の控除証明書
・住宅借入金等特別控除の証明書(明細書)
・中途入社の方は、前の会社の源泉徴収票
など
サラリーマンの確定申告
サラリーマンの確定申告には、確定申告をしなければならない人と、確定申告をすると所得税の還付がある人とがあります。ここでは、以上二つに当てはまる人の条件を挙げます。
確定申告をしなければならない人
・2箇所以上から給与をもらっている人
・年収が2000万円以上の人
・給与所得および退職所得の以外に、満期保険金など20万円以上(必要経費を差し引いた額)の所得がある人
・源泉徴収されていない人で所得がある人
確定申告をすると所得税の還付がある人
・多額の医療費を支払った場合
・災害や盗難に遭った場合
・寄付をした場合
・住宅ローンでマイホームを購入した場合
・年の途中で退職した場合
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