バレンタインデーが近づいて来ましたね。
バレンタインデーにチョコレートをあげる方も、チョコレートを貰う方も何となくソワソワする時期ですね・・・ ^ ^
先日、いつも利用しているスーパーに行って(イオンですが)、レジを終えて買い物袋に買った物を入れている時に、ふと、視界にいつもと違う違和感を感じました。
視線を上げて、違和感を感じた方向を見ると、そこには、バレンタインデー用の特設売り場が出来ていたのです。
それも、なかなかの規模なんです。
ついつい誘われるように、買い物袋を提げた還暦オヤジは特設売り場に向かっていました。多くの女性の方々が、その特設売り場でチョコを買っていましたので、少し遠巻きにその周りを一周して帰って来ました。
本当は、どんなチョコレートが並べられているのか、ゆっくり見たかった還暦オヤジでした。
目次
元々のバレンタインデーはこうだった
以前のバレンタインデーでは、女性が好きな男性にチョコを贈っていました。いわゆる本命チョコですね。
この還暦オヤジが高校生の頃から、バレンタインデーというものがメジャーになり始めたと記憶しています。
バレンタインデーについては【 Wikipedia 】に、「日本社会に定着したのは、1970年代後半であった。」と、ありますので、ほぼ一致していますね。
本命チョコ、そして義理チョコ
その頃のバレンタインデーには本命チョコしか存在していなかったのです。
いや、本命チョコなどという名称もなかったのです。
しか~し、それから数年経つと、「義理チョコ」なるものが生まれました。
そのせいかどうか、世の男どもは、チョコを貰っても迂闊に喜べなくなりました・・・w
でも半面、義理チョコと分かっていながら嬉しさも感じたものです。
今思えば、菓子メーカーの策略だったのだろうと思えるのですが、その時には知る由もありませんでした。
その「義理チョコ」も、年数を重ねる度に、露骨な義理チョコになってきました。パッケージに「義理チョコ」と書いてあるのです。こんなのありかっ!・・・怒
ま、ユーモアなのでしょうが、この還暦オヤジを含め貰った男どもの顔が浮かびます・・・w
でもね、還暦オヤジとしては、露骨な義理チョコを渡しながら、立派なお返しを期待する女性がいたら考え物だと思いますが、どうですか?本当にいらっしゃるらしいのですが・・・。だから、バレンタイン撲滅運動が起きるのですよ・・・^ ^;
義理チョコを禁止する企業や学校も出て来ているようですね。ある意味、大賛成です。
バレンタインの〇〇チョコの多様化
話は変わります。
現在のバレンタインデーのスタイルが多様化しているということに触れます。
本命チョコや義理チョコだけじゃない〇〇チョコ
バレンタインデー本来の本命チョコに始まり、後に義理チョコが出て来て、現在では、「〇〇チョコ」の種類が増えているようなのです。
ちょっと調べてみると、その「〇〇チョコ」の種類はこのような感じです。
・本命チョコ これこそバレンタインデーです
・義理チョコ もう説明不要ですよね
・友チョコ 女性が女性の友達に贈るチョコ
・逆チョコ 男性が女性に贈るチョコ
・ファミチョコ 家族に贈るチョコ
・部下チョコ 上司が部下に贈るチョコ
・ご褒美チョコ 自分に贈るチョコ
随分とたくさんになりました。まだ他にもあるのでしょうか。呼び名もいろいろあるような気がしますが。
義理チョコが減少、そして・・・
知り合いの女性たちに聞いてみたところ、面白い動向が分かりました。
バレンタインデーの「〇〇チョコ」という、様式(スタイル)の多様化の中で世の中の女性たちは、どんな対応をしているのでしょうか。まず、義理チョコは、その数がかなり減少しているようです。これは製菓業界でも危惧しています。義理チョコをあげる側の人も、貰う側の人も、ある種の戸惑いがあるようです。社内や校内での義理チョコを禁止しているところも出て来ているようです。
ある有名なお菓子メーカーでは、義理チョコの衰退に対応して、バレンタインに男性が女性にチョコレートを贈るという、いわゆる「逆チョコ」のキャンペーンを積極的に展開しています。
その逆チョコに対して、女性たちの評判は良いようです。
既に貰ったことがある女性は、「ちょっと驚いたけれど、かなり嬉しかった」とのことです。でも、逆チョコをまだ貰っていない女性の方が多いようですね。
女性が女性の友達にチョコを贈る「友チョコ」については、「友チョコ」とかいう言葉が生まれる前から、普通にやっていたそうです。そういった意味で、友チョコは完全に定着しているという感じですね。
「ファミチョコ」という呼び名は知りませんでしたねぇ。バレンタインの日に、家族へ贈るチョコレートということですから、義理チョコの範囲に入りませんか?ニュアンスが違うのかな。
「部下チョコ」もファミチョコ同様、こんなバレンタインがあるなんて知りませんでしたね。
上司が部下に贈るチョコ?・・・何だかよく分かりませんが、これも義理チョコの範囲ですよね。
このファミチョコも、部下チョコも、何だか、「逆チョコ」のように、製菓会社による策略が見え隠れしますよねぇ・・・wま、こういった策略に乗せられて楽しむのもアリかなと思っています。
バレンタインデーのスタイルがどんなに変わろうと、愛ある「本命チョコ」が欲しい還暦オヤジであった。。。
ご褒美チョコが増えている。そして高級化している
さて、タイトルの「ご褒美チョコが増えている」ということについてです。
上記のように「〇〇チョコ」というものが増えているのですが、その中でも、自分へのご褒美チョコがグッと増えているのです。
ご褒美チョコは、自己チョコ、自分チョコ、マイチョコ、姫チョコなどとも呼ばれているようです。
聞けば、バレンタインデーに自分用のチョコレートを買うことはないというのが大半の声のようです。しかし、まだ少数派ではあるけれど、いつも頑張っている自分へのご褒美に、バレンタインにチョコを用意するという女性が多くなったということですね。
そして、驚くことに、自分へのご褒美チョコにかける金額は、本命チョコの金額より高い、というデータが出ています。ま、このデータが驚くことかどうかは分かりませんが・・・ ^ ^
自分へのご褒美チョコの方が、本命チョコより高いモノを買うという気持ちが還暦オヤジにも分かるような気がします。
最初に書いたように、イオンのバレンタインデー用の特設売り場を見ても、2千円とか3千円という値段のチョコレートも置いてあります。
男でも、入っているチョコレートの数がすくないのに、値段の高いモノがあったり、すごく綺麗な感じのチョコはどんな味がするのだろうかと、興味津々になるものです。
もし、還暦オヤジが、バレンタインデーという特別な日に、自分用のご褒美チョコを買うのなら、高くても興味をそそられるチョコを買ってしまうかもしれません。
本命チョコより高いご褒美チョコを買う気持ち、よ~く分かります・・・w
だからといって、還暦オヤジはバレンタインデー当日に、チョコレートを買いません。
なぜか・・・
バレンタインデー周辺の雑話
バレンタインデーが近づく頃にはチョコを買わないようにしています。バレンタイン用のラッピングがしてないチョコでもです。還暦オヤジが好きな不二家のLOOKチョコレートでもです。
何故か・・・。
自己チョコと思われるからです。自分へのご褒美チョコじゃないんですよ。
コンビニの店員には目で訴えます。ほら、還暦オヤジは、ここでよくLOOKチョコレートを買っているでしょ!・・・って。。。今日は、たまたまバレンタインデーだけど、還暦オヤジはいつもLOOKチョコを買っているでしょ!・・・って。。。
でも、若い女の子の店員やアルバイトの子は、このオジサン、バレンタインにチョコ貰えなかったから、自分で買っている寂しいオジサンなんだ・・・、みたいな顔をしているんだな。
んもうっ、
本当に、ルックチョコレートが食べたかっただけだよ・・・ ^ ^ y
※この画像は数年前に撮ったものです