歩く

健康のバロメーターの一つに「しっかり歩けること」があります。
歩けることは健康と言うよりも、身体維持の基礎の基礎なんですよね。
ということで、今回は歩くことについて考えました。

歩くことが健康づくりの基本?

運動の習慣がない方は、運動をしなくちゃいけないなぁと思っていると思うのですが、いざ運動すると決めるとジムに通ったりしてしまう訳です。ジムも悪くはないのですが、かなりハードルが高くなってしまいます。
「歩く」ことは誰でも出来ることです。
「歩く」ということをちょっと意識するだけでカラダは変化して来ます。

歩くことが健康になる初めの一歩

しっかりとした運動として本格的に歩くとなると、歩き方や服装、シューズに至るまで考えなければならないと思います。
しかし、今まで運動という運動をしていなかった人が、まずは歩いてみようと思ったら、構えずに普通に歩いてみるということが大切だと考えます。
「歩く」ということが大切なんですね。
例えば、本屋さんに行けば「歩くことが健康に繋がる」というような内容の本がたくさんあります。
ざっと挙げても、以下のような本があります。

  • 病気の9割は歩くだけで治る!
  • あらゆる病気を防ぐ 「一日8000歩・速歩き20分」健康法
  • 「早く歩く」人は、体も心も超健康
  • 「歩き方」を変えるとやせる! 病気が治る! 痛みが消える!
  • 認知症は歩くだけで良くなる

ウォーキングと呼ぶような本格的な「歩き」ではなくても、ゆっくりでもいいからまずはいつもよりちょっと長い距離を歩いてみるということが大切です。
ま、ダラダラ歩きでもいいと思います。
慣れて来たら、歩く距離や時間、歩く姿勢などを改善していくというのが長続きする方法ではないかと。

歩くなら無料で出来る

歩くことならお金がかかりません。お金がかからないことが良いことだとは限りませんが、メリットの一つには違いありません。
カラダを動かすことから始めるという前提から言えば、お金をかけないで始めた方がハードルが低いと考えたからです。
逆にお金をかけて追い込むという手段もアリかもしれませんが、手軽に始めるということから考えて歩くことから始めるのがベストだと考えます。
体を動かすことが決して辛いことではないことを知ることが第一だと考えると、とっかかりはハードルは限りなく低いことが大切だと思います。
タダで歩いて健康になる・・・歩くだけで丸もうけ!・・・ですね・・・ ^ ^

歩くことを習慣にする

ウォーキング
私は10年ほど前から歩くことを習慣にしました。
以前、このブログで書いていますので、こちらを参考にしてください。
⇒ 私はコレで花粉症を治しました! -その2-

慣れるまでは義務感みたいな感情が心の隅にあるのを感じながら歩いていました。
それが、いつ変化したのかはっきりと憶えてはいませんが、歩くことが楽しくなってきたことは確かです。
義務、義務って思ってしまうと、嫌だけどしょうがなくやっているという気持ちに支配されてしまって、歩くことがホント辛くなってしまいます。こう書いてしまうと、メンタルの話になってしまいそうですが、そこまでに行く前に歩く楽しみのようなモノを見つけてください。
例えば、風景を見るのが楽しくなったとか、歩きながら写真を撮るのが楽しみになった・・・などなど。
私は、歩いている人と「おはようございます」という挨拶をするだけで気分が良くなることを覚えたりしました。

歩くことを続けるためにあと一つ大切なことがあります。
それは、今日は気乗りしないなぁ・・・という時には、無理して歩かない・・・というアバウトさも大事だということです。

歩くことが習慣化した私のことをちょっと・・・

歩くことを習慣にする

約10年ほど前から歩くようになったのですが、まぁ最初の頃はいい加減な感じでした。
歩くと決めた日から毎日歩いたと思えば、今日はちょっと気乗りしないと1日歩かなかったら、何日も歩かなくなってしまったり・・・。それでも、今は週に4~5日は歩いています。

当時の私は、

  • 運動らしき運動はしていなかった
  • 休日は一日中ゴロゴロしていた
  • 食べたい物を食べていた
  • 毎晩、お酒を『適量×3~4倍』飲んでいた
  • 休肝日などは考えたこともなかった
  • 朝はすぐに起きられず、時間までダラダラしていた
  • 身長:173cm 体重:76kg でした!

そして、現在の私は、

  • 週に4~5日は朝3km、30分のウォーキング
  • 家でお酒を飲まなくなった。飲酒は二か月に1度程度
  • 発芽玄米を食べている
  • 朝、目覚めるとすぐに起きられるようになった
  • 体重は63gになった
  • 朝型の生活にシフトした
  • 熟睡できるようになった

健康的にどうかというよりも感覚的なことですが、カラダがかなり軽く感じられるようになりました。
体が軽くなったというか、ダルイと思うことがほぼなくなりました。疲れにくくなったと言えるかもしれません。

歩くことで健康的に改善されることとは!?

ウォーキングでの健康的な効果が非常に多く見られるとずっと昔から言われています。
そして、その歩くことによる健康効果は今でも変わらず言われ続けています。ということは、歩くことによる健康効果の信憑性はかなり高いということです。いろいろな怪しい健康法とは違い、歩くという言わば単純な運動から生まれる健康効果なので、効果の現れ方も正直なのでしょうね。
ウォーキングと言うと主に足の運動で、せいぜい腕の運動が加わるくらいだと思われていると思いますが、効率の良い全身運動だということです。

歩くことによる健康効果は

歩くことで身体への健康はもちろんのこと、精神的健康効果もあると言われています。

ウォーキングの身体への健康効果は

歩く健康効果
「酒は百薬の長」と言われますが、ウォーキングこそが「百薬の長」ではないかと思われるほどの健康効果があります。

  • ダイエット(肥満の解消)
  • 血行促進(血液サラサラ効果)
  • 心肺機能の向上
  • 筋力アップ
  • 肝機能の改善
  • 老化防止
  • 骨粗鬆症の予防
  • 免疫力のアップ
  • 脳への刺激

精神的健康効果は

歩くことで身体に健康効果があるだろうなぁとは思っていましたが、精神的健康効果もあるようです。

  • うつ病の改善と予防
  • 認知症の予防
  • 自律神経を整える
  • ストレスの緩和

上記以外で私が感じた効果は

ウォーキングの効果

ちょっと上記とダブる効果もありますが、感じたままを挙げました。

  • よく眠れるようになった
  • 持病の腰痛がかなり緩和された
  • 体力がついたような気がする
  • 一人になれる時間が取れる
  • 歩きながら思考できる
  • 四季を身近に感じるようになった

まとめ

調べれば調べるほど「歩く」ということの健康効果は多く、そして深いものでした。
上記にも書いていますが、ウォーキングは無理をしないで長く続けられるようにすることが大切です。
歩くことを楽しむことが大切だと思います。
さっき、本屋さんに行って他の本を探していたのですが、目の端の方に「歩く・・・」という文字が入っているのに気が付いて、見てみると「歩くとなぜいいか?」という本がありました。
パラパラめくって飛ばし読みしてみるとなかなか面白そうなので買って来ました。
運動としてのウォーキングだけではなく、趣味としての歩きのことや、ブラブラ感のある歩きについても書いてあるので参考になると良いかと。

書名:歩くとなぜいいか?
著者:大島 清
発行:PHP研究所
価格:514円(税別)