仲の良い親戚のチビちゃんがピアノを習いたいけれど、ピアノを置くところがないということで、私の家に置いてあげることにしました。それを機にピアノについてちょっと調べたことをまとめています。
ピアノにも種類がある
ピアノと言えばグランドピアノを連想する方が多いと思いますが、ピアノにも種類があるんですね。
まずピアノにはどんな種類があるのでしょうか。実際にピアノを始める時に使うピアノはどれがいいのでしょうか。ピアノを習うにしても、ピアノを習うにしてもピアノを選ばなければなりません。ピアノは大きく分けて３種類に分けられます。まずはグランドピアノにアップライトピアノ、そして電子ピアノになります。
グランドピアノ
グランドピアノは、ピアノのイメージとして一番思い浮かべやすいピアノです。ピアノと言えば、本来はグランドピアノのことを言います。その体は大きくどっしりと構えた姿は芸術的でもあります。楽器として言えば、全てにおいてピアノの中でこのグランドピアノを越えるものはありません。その豊かな響きと音色、そして鍵盤のタッチ感など、全てにおいてピアノの頂点を極めているのです。もちろん楽器としてもこれほど完成度の高い楽器はないでしょう。
アップライトピアノ
アップライトピアノはグランドピアノの楽しさをいかにコンパクトにまとめるかというところから作られたピアノです。グランドピアノの大きさは昔から悩みの種だったのです。このアップライトピアノは、設置場所の限定を出来るだけ少なくするというコンセプトから生まれたピアノですので、グランドピアノと比べるとその音の響きや音質、タッチ感においても劣りますが、一般の家庭にも置けてピアノを楽しめるという点から多くの家庭に置かれています。
電子ピアノ
この電子ピアノはグランドピアノやアップライトピアノなどアコースティックピアノと比べると、電子音ですから明らかにアコースティックピアノとは比べ物にならないほど、音の響きや音質は劣ります。タッチ感においては改良に改良を重ねて、非常にピアノに近くなっています。長所としては、ピアノと比べると重量も軽く出来ていて、大きさもコンパクトになっています。そして、他のアコースティックピアノに必要な調律は不要です。手軽さが大きなメリットとなっています。
※日本のピアノメーカーであるヤマハでは、グランドピアノやアップライトピアノ、電子ピアノの全般について、ピアノを習うことからや、ピアノを置くことから、ピアノの音の大きさから、ピアノを弾く環境から・・・など、あらゆる面からピアノの選び方と楽しみ方を提供しています。
おまけ 中古ピアノ
現在では、中古のピアノの流通もかなり多いようです。中古ピアノを購入したり、また中古になったピアノを買取してもらったりなどという具合です。近頃では、いろいろな品物の価値というものをしっかりと査定するというシステムが、世の中全体に広まってきていますので、中古ピアノにしてもしっかりとした査定をしてくれるようになりました。以前は、粗大ごみを片付けてやる程度の扱いをされていた中古ピアノも現在では正当に価値を認めてくれているようです。
中古のピアノについては、買ったり売ったりするだけではなく、中古のピアノの常日頃の手入れや修理、調律などのメンテナンスもしっかりしてピアノの寿命を長くしてあげて、長く使ってやりたいというオーナーも増えているとのことです。
ヤマハ（株）１００％出資のピアノリサイクル専門会社の「ヤマハピアノサービス」では、ピアノの買取から中古ピアノの販売や、ピアノのクリーニング・ピアノの引越し・ピアノ修理・ピアノオーバーホール・ピアノの調律・消音ユニット取り付けなどの、ピアノのメンテナンスの全般を取り扱うという、ピアノにやさしいシステムを完成させました。
ヤマハの中古ピアノは、ひとつひとつの部品の品質がよく、耐久性にも優れていて、古いピアノもメンテナンスしだいで回復すると言われ、弾かれなくなったピアノの再利用を呼びかけています。
